おもちやけた

orokanaburogu

Amazon presents@渋谷WOMB 2部(19.9.22)

こうやってライブを観た後に文字を書き出して記憶を定着させることが習慣では無くなって、あまり書きなぐることができくなっても、なにか思うことがあって、こうやってこのPCになってから初めて文字を書くことをやってみるか と思った

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先週は名古屋トリエンナーレでブクガのライブをみた

わざわざ名古屋までみに行った

先週、急に名古屋でブクガをみたいと思った その理由はよくわからなかった

次週に2本も控えているのにみにいった

ホールで座ってみれた 久しぶりにこうしてみる舞台は、全然違うものだった 歌も踊りもきれいに整っていた 歌メンバーとして加速する二人は絶対にピッチは抑えているし、声量をセーブして歌うのも上手くなっていて最後までタフにパフォーマンスをする ダンスメンバーとしてシフトしつつある二人はしなやかさとキレがでており奥行きを拡げていた

自分の記憶の中にあるステージはまだ生歌ではない頃のものが根付いていて、ああ、今はこんな風にもうプロのステージとしてできているんだった、ということを思い知らされた 

"bed"や"end of Summer dream"がみたいな、と思って行ったが、セトリにはなかった

それもそのはずだった 自分がセトリとして予想しない範囲の曲がレパートリーとして、世界のなかに、増えていた 

小さなステージで観たことのあった闇色の朝は、ホールで観るとコショージメグミの美しさが水に浮いて見えるようで感動した

 

自分は遅れていたんだな、と思った

 

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その数日後、TOKYO FMホールで行われたイヤホンメーカー主催イベントでもステージを着席して観ることができた これは招待として無料で入場したもので、名古屋同様、ライブ自体にお金を支払うものではなかった

披露された曲は名古屋で披露した曲とかぶっている曲が多くて、今のブクガを観ているな、ということを更に感じた

ここではコショージメグミの美しさに涙がでるほどだった

変わったな、と思った いい意味で

地上から少し浮いているように感じていたふんわりとしたステップが印象にあったけれど、それはもう過去のことで、ぱっきりと地を踏み、重心を魅せることもして、でもファンタジーさは消えなかった

ブクガにも時系列があるんだな、と思った

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初夏に予約したumblaアマゾン限定東京公演の2部

CDは2枚しか持っていない

1部と2部のどちらかに行こうと思って、hiruよりyoruな自分は2部を選んだ

 

渋谷WOMBはウォン(ブ)と読んでいた(comb-櫛のようにbは読まないのか読むのか?と思っていた)けど全然ウームだった youtuberだなとおもった

子宮、発生源、などという意味らしい

あの映像でみていたsolitude HOTELのところだな、と思った 当時を生で知っている人たちなんて感慨深いんだろうなと思って感慨深いふりをした

 

身軽で行こうと思ったら750円しか持たずに向かっていた

チケットにも特設ページにもドリンク代のことは書いていなかったけど600円かかるらしくて、ぎりぎりでひやひやした

 

定員は250人らしくて、ほとんど最後だった

来るの開演ぎりぎりでよかったな、と蒸し暑くてEDMの聞こえる入り口付近で20分くらい過ごした

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本名と住所を紙に書いて、プラスチックの箱の中に伏せて置いた

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わたしは告白のinstが好きであった

 

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なんていうんだか知らないけど、知ってるドクンドクンするSEだった

 

壁をつたう蛙がどこにいたのかもおぼえていない

最近、重篤なほどに何も思い出せないや

 

1.闇色の朝

時計の針をカチコチ動かすように始めていく朝

雨がスクリーンに打たれていっていて重力が90°傾いているみたいだったし、ステージが机の上に置かれている紙なのかもしれないと思う

蟲が這うとは話に聞いていたけれど、光る蟲が視界いっぱいにいて、彼女たちにも這い蹲っているみたいだった 途中からMVになったりして穴があいてもカラフルな世界

 

ここでendingが聞こえた気がする

2.rooms_

4つの部屋は光っていた

光っていて色が見えづらいけどグリーンがかった光たちが直線から成す図形として疾走していた 静止して時を巡らせたり巻き戻す(と思っている)ブレイクが、1拍短縮されてスタートし、以降のブレイクは1拍ずつ増える?等、初めてみるもので、これはsin morningじゃなくて闇色の朝がしでかした何かだな と感じた

いつもより大きな音にきこえる点滅時の巻き戻る足音がいつもより大きい感じがして、何回聞こえるかな、とカウントしたりして

巻き戻るほうが多いんだよなあと思って

 

3.karma

Ω 魑√ΔΨ ㍊Ξ※‡¶〓♯

バグのような文字が羅列されて、ステージ奥のスクリーンも、サイドの縦長の左右で計10個のスクリーンも、天井の大きな2つのスクリーンも、青い視界の電車で進んでいくようだったけど記憶はあやふやで、ネガになったりオレンジになって光ったり、向かう先がわからなかった

ミラーボールにうつる光をずっとみているとだれもそこにいなくてただ光っているみたいできれいだった

でも、赤い天と青い海に祈りを捧げるようなその光景を観て またここか、とおもった

 

NIGHTMARE、乗り換え駅になります

4.影の電車

乗り換えた影の電車、見惚れていてあまりどうだか覚えてない

「周りは影になって わたしから逃げてく」

 

5.faithlessness

この流れは予想だにしない 意外と影の電車って根が深いんだなと思った

鏡の中に参加しよう者々も全く介入できないみたいなお話

 

6.bed

イントロが聞こえたときの鼻の酸味が確かだった

ベッドは森の中で燃やしたとか言われることで生き返るbedもあるんだよと、裏切られにほくそ笑む

赤いシミが点々としたbedがお似合いで嬉しかった

こちらに向かって手をあわせてハイタッチはしなかった

気のせいなのか気のせいではないのか加速したときに彼女は殴るようにしていたので、一緒に殴っておいた 

 

赤いシミまみれのbedから血をドロドロに流してから

7.狭い物語

上からモニターたちが降りてきて狭かった

赤かったり黒く点滅していて、狭いな〜と思ったけど照らされる青白い光が打ち上がっていて、結局のところ、やっぱり赤いのが吹き飛ばされて青白い光にもどされていった

 

8.veranda

狭さからの脱却かと思いきや奥行きのありそうな青いベランダ

まさかベランダで寝ていると風邪をひくよ、今日は

まだ続くとみせかけてそのクラップから続くべつの手拍子は眠い

9.夢

ベランダ続きの夢 もやっと奥に光る記憶が徐々に近づいても何かわからない

光がすごくあたっていて明るい場所

白い衣装に白い光に照らされて、光の中にいるみたいだった

このとき、メゾンブックガールとは一体なんだろうと考えていた

メンバーがインフルエンザで欠席しているときに残りのメンバーでライブ披露した曲だときいていたから、考えることにつながった

なにがメゾンブックガールか?と

もちろん4人はメゾンブックガールだけれど、3人でもメゾンブックガールだったようだし、といっても4人だけでは無いことも知っているし、メゾンブックガールは概念として在るものだけど、

私の中に構成しているものとしては、精神的なものでしか無いけどなあと思って観ていた(後でコショージさんがメゾンブックガールとはなにかについて語るとは思いもしなかった)

ハウリングしながら倒れるのはとてもよい

 

10.シルエット

 

みんなで力を上げてパワーアップしたコショージさんがブォン!ってやってみんな吹き飛ばすみたいなところがとてもお気に入りです

 

11.言選り

HOTELさながらちょっと前の人間が一列の言選り、青い中でもピンクが冴えた

雨が降りまくっていた

光るドアを目の前にして鍵を落としておわり

 

アンコールでMC

 

コショージさんメインMCはいつも素直な気持ちのみで語ってくれる

5年前の頃との対比、時と人の流れ。事務所、関係者への感謝。

メゾンブックガールとは一体なんなのか?と考えていたこと。

ブクガは、いつもはみんなの影で。

でも、ライブのときはその影を集めて 光 になる 

(と、言っていたと思うけど、聞き間違いがあるかもしれない)

影であり、光。

 

 

重大発表2つ。どっちから聞きたい?(はやく言ってあげて、と葵ちゃんはやさしい)

緊張の走る井上唯との掛け合いは和まされる。

発表、ニューアルバムリリース

発表、8F。

そして7Fでの悔しさ。。。埋めたい。

 

12.今日できたばかりの新曲

 

希望であったり、一人じゃないと語りかける、歌唱するには難しい4拍子の曲だった

 

再度アンコール

終始突き上げる地鳴りのような他フロアの響きも添えて、告白

鳥たちの告白と

7Fでの独白

「夜はもう、来ていたんだ」

 

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エンドロールのち発表1枚画

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仮に、宇宙


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一人じゃないって言うんだなって、

なんとなくそう感じていたんだろうと思う

 

わたしは月がとても好きだ

可愛くてたまらないからだ、地球のまわりをくるくるまわってついてきてくれてかわいいからだ 位置によって姿を変えてみえるけどいつもおんなじ姿で、こちらがどう観るかでかわるだけ

月自体は光っていなくて、太陽の光を反射して 光を届けてくれるだけ

それでもそれはとても明るくて、生かしてくれていている

そんな自覚が、生まれたんだな

 

発表があるときくと心臓に悪くて いつ終わってしまうのかっていつも不安で

たまに考えてしまう いつかは終わってしまうだろうから考えたくもないけど考えてしまう いつまでも不動のものとして変わらずあってほしいのに

 

ライブが埋まるか埋まらないかのことは4Fのとき非常に深刻に告知していて、すごく深刻なんだな、と思い自分のことのように苦しかったことを鮮明に覚えている

その後の階はそのときより深刻な訴えかけは伝えられなかったと記憶しているけど、水面下ではとても苦しい気持ちなんだろうなと思っていた 他人事とは思わず、こちらまで苦しくて、自分は自分の分以上のチケットを買って、人を連れてくることに成功したり失敗したりいろんな気持ちにはなったけれど少しでも広めようとしてやまなかった 

多分もう、本当にここで軌道に乗らないと、という地点なんだろう

どうにかしたいけど、どうにかするのは私自身ではないんだ 、私はメゾンブックガールではないから、できる限りのことはやるから、できる限りで自分の影も光も大事にするから、

わたしの人生続けていくから

 

 

傘を買うことを怠けたら、終劇のままのドラマみたいな雨で、一瞬躊躇した

傘も無いのでそのまま渋谷を走って、びしょ濡れになった

今日は月がみえないほどの雨で、でも雨で正しかったようにも思う こんな雨と一緒に月が見えることは無い

 

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今はもう開かない傘と同じ型の、ジャンプ式の黒い折りたたみ傘を買って安心したのだった