夜明けの月と煙vol.15(17.10.24)
雨が降らない日に観ることは久しぶり 空気が冷たい
朝四時、ひんやりとした風が隙間が流れてくる 冷たさで鮮やかに壊していつまでも愚かな声をあげる 天地に祈りを捧げるような光景は熱くて眩しい光に阻まれて、それでいい 「悲しいことは全部正しいことに気付いた」自分だけが正しいと価値があると思っていることにどう対処しているか真剣に考えることができずに いつもこうやってただ浮遊しているだけ いつかは折れてきたかもしれない ただ月が見えるベランダがほしい 月の見えるベランダのような二階、座るとこんなに近くに感じられるのに自分の存在はなく空気に溶けているようだ
セピア色と青い光 どこに焦点を合わせるでもなくぼんやりと目を開けるだけで視界に映るこの世界を見ている時だけが余所者でかつ居心地がある 森は溶けた
渋谷は違って生きてるなあ ヒカリエの前の建物がどんどんのびてきて追い越してしまいそうだ 「高い」って結局比較して成り立つことだ
月見ルから排気を吸って家まで歩いて帰って寒かった 月は見えなかったし、クセーし苦しかったです