Manikunovalentinekikaku(18.2.16)

『マ肉のバレンタイン企画』 f:id:ariki_com:20180218033748j:image f:id:ariki_com:20180218033809j:image

VMOの対バンで前回MARZに来たときにこのフライヤーをもらった　フライヤーの多くはごめんなさいと捨てるけど、これはポストカードサイズでとても可愛くて飾っているイニシャルはみんなM　

見たことのない漢字や英字を全く読もうとしない習性があって、この企画のタイトルもただの英数字の羅列くらいとしか認識していなかったけどよく読んだら”バレンタイン”の文字があった　Manikuってなんだろうと思ってて、前日にようやく企画のマーマレードブッチャーのことと知ってなるほどな～となる

バレンタイン企画なんだなと認識してそれなりの準備をしたいなあと思っていった

すこし早い新宿MARZ

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プレイガイドも公式も会場も、タイトル末尾の"u"が切れていた

会場BGMはマ肉メンバーがセレクトしたと言っていた honnojiが印象的であったけど、トリプルH、というかARBの曲がremixでかかっていたと思ったけど曲名も思い出せなくて気のせいかもしれないな

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Mop of HEAD

赤い

あちこち指を指していたことが印象的

あんまり聞いたことがない音楽だなと思って不思議な心地だった　スッと入ってこなくて”？”な感じ　ブクガを初めてきいたときもこんな感じだったな　

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メゾンブックガールが始まるとは思えない英語で伝えるロックな曲がかかりながらスクリーンが上がっていく

ピアノの音が聞こえても、少しはガヤガヤが抑えられても依然として続いていて、三角頭の彼女達が横に並んで音が切れてもその声達は居座っていた

Maison book girl

言選り
rooms
remove
faithlessness
townscape
karma
十六歳
blue light

ブクガのライブを何度も観ている人たちが少なくて、初めて観る観客席の方が多そうで、ぼんやりした空気がなんとも特徴的だった

ミラーボールが回って中野サンプラザのときのように星宙の中のようだった過去の歌声が流れる言選りが終わっても拍手がない自分もしなかった会場の空気に委ねて観たかった

そのことで地続きとなってしまうことが正しいようにroomsも過去の歌声が流れる

何もかもがあって何も無くなるの。背後で話している人の言葉がきこえる新しい居場所とか連れ去ったから。大体は2度目のこのブレイクでは先ほどより声が小さくなるはずだけどこの人は違う

本当に違った、8拍の間もガンガンに喋っていて、この人は完全にロビーにいてしまっている体さえ頭さえステージを向いていればその人達は今まで皆、聴く意識が無くとも目立つことが嫌だとかで黙ってきたけど、背をむけてただのBGMにしか聞こえてない人、二階にいることは廊下にいることと同義なんだろう

静かにしろとかそういうことを言っているのではなくて、初めてきく距離感のroomsになってしまってこの曲との距離に混乱したこの二階からみるということは完全に傍観で1228のときのような同じ時空にまるごと持っていかれるようなことはなく切り離された空間から覗くような感覚になる

removeが聴こえて大歓喜の気持ちそれでも騒がなくてその感情は自分の奥にあるだけコショージメグミの歌い出しは珍しい removeが言う"いつかの声を聞かせて" この曲にはいつかの声が流れない "remove"

この日はいつもに増して彼女達の表情が見えない remove〜faithlessnessの続きからいつぶりかわからないしそもそも聴いたことがあるのかわからない

ずっと薄暗くて顔もみえないけどtownscapeの終わりの方、後ろを向いた時に眩しい光が射してきて、隣にいた女性は頭を引いていた

karma 赤と青が射した天は赤地は海は青

十六歳力の振り絞り新宿

暗闇で矢川葵だけがステージ中央に体を向けて立っていてあとの三人は壁に向いてしゃがんで水を飲んでいたこのときも静寂ではなく彼がずっと喋っていて、話すことがたくさんあってすごいなと思う

blue light 部屋の中で窓際からも距離をとって雪を眺めているようだった最後まで生の歌を聴かせられて、感無量ありがとう

メゾンブックガールですよろしくお願いします

やっと彼女達の顔がみえたけど個人の自己紹介はせずに自分たちはメゾンブックガールであるということしか伝えないことがすごく好きで、メゾンブックガールのことが好きになったんだよなあとこのときすごく思った

初めてMARZの二階は月見ルとはやっぱり違くて、ここではステージも高いし、1階のほうがいいなと思う

marmalade butcher

なんの知識もなくどんなバンドなのかも男女かも知らず観てしまったけどすごくよかった、とにかく速くて脳みそノロマな自分にはパニック状態だったけど気持ちの高揚が止まらなかった MCもすごくよかったし、あんなに速いことしておいて喋るの遅いベースの人とか、夜なべしてマスコット作るギターの人とか、バンドマンっぽくて安心するドラマの人とか、喋るのも早いメガネの人とか、よかった

メゾンブックガールをよかったというバンドマンに悪い人はいないなやっぱり

新譜を買ったのと、一個も食べてないけど封だけあけたメルティーキッスを渡してキーホルダーをもらった

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