おもちやけた

orokanaburogu

"Flow My Tears,The Ghost Said”(18.1.25)

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アイス "バーン"

三日前に降った雪とそのあと変態した氷は池袋の奥の路地にはまだまだ残っていた

 

急いで来た池袋手刀

ここに来るのはたぶん3回目

すごく楽しみにしてきた

色んな場所を走った

締め付けられた肺に入る冷たい空気を憎んでいた記憶も忘れて心地が良かった

息を切らして定刻に間に合ってそれから10分弱 宙をぼんやりと眺めていた

 

ピアノの音がきこえてスクリーンが上がっていく

ズンとビリとした音が響き 手刀の音だと思った

 

言選り
rooms
lost AGE
faithlessness
veranda
townscape
sin morning
cloudy irony
karma
十六歳

 

 

薄暗い青い光が当たっていたけれどすぐにわかる

浅い言葉しか吐けないことが恥ずかしいけれど、すごく優しく 心に沁みたステージだったように思えたのは何でだろう

 

先日の十六地獄では生の言を伝えられたけど今回は近くて遠いような美しい非現実感のあるステージだと思って観ていた (スピーカーから流れるいつかのひとりの声に寄り添うように空気を震わせる矢川葵の声がきれいだった)けれどfaithlessnessやsin morningで生きた言葉で伝えられたことでとても感情的になった

 

今日のコショージメグミの「叶わないよ 許せない」は穏やかに優しかった  今日はつられる笑顔がたくさんだった

"その夢から覚めないで"和田輪の息をのませない歌が好き

井上唯から解放される十六歳は一度もなくて 切るようにするどく髪の毛が振り向くところが好き もっとたくさん好きなところがある

深い霧で終わるtown scapeがその奥のどこまでも続くようなすぐに終わっているような気がした 見えなくてこわいけど入ったらすぐに安心する場所だったりするんだな

罪の意識に札を貼って封印された気がした

 

今日のように寒い、3月の日みたいだった

すごくいいステージだった すごくいいステージだったと思ったからすごくいいステージだった

 

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sheeplore

むせ返るほどの振動が肌を細かくジリジリにしてその部分が空気と馴染んで意識を失っても感覚のある生物みたいだった

目を閉じて聞きたかったけどVJが、特に後半のVJがよかった 幻想的に粉雪が浮遊するような曲がよかった 波のような映像がよかった 夢の中のような眠りたい曲だった

孤独をテーマにした、と言っていたところで少し腑に落ちなかったけれどすぐに、孤独をテーマにしたことで絆が大事だと感じたと言っていて、納得した 孤独に飲まれない人の曲だと思ったからだ

 

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先週紺色にしたいなーと言っていた髪の毛が可愛い 抜けていく色も楽しみだな 昨日行っていた明太もつ鍋のお店は、私も予約の電話をかけていて、彼女が行った時間の席なら空いていると言われていた 結局ちがう店に行ったから彼女がその店に行けたのかもしれないし面白いと思った 近くのちがうもつ鍋屋に行った 荻窪本店のほうが50倍おいしかったと思った もつ鍋をたくさんたべる冬

 

 

 

 

帰ろうとしてたところに視界に入ったtakutoさんに咄嗟に話しかけていた 頭の回転が遅くて話すのが上手くない上に何を言えばいいかわからないにも関わらず口があの、と口に出してしまっていて詰まりながら投げかけた言葉に対して、ひとつひとつ聞いてくださるだけではなく、合わせてくれるようにゆっくりと言葉を選んでていねいに伝えてくださった  自分もまだ、その日のことをまとめることができないでいた とてもあたたかい人と話すと寒いことは忘れてしまう

足元に気を付けて帰ってくださいという優しい言葉を受け取ったことで見た道路はすごく凍っていて絶対に気を付けて帰ると誓った

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素晴らしい夜だった

 

一福をたべた

 

 

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きつい耳鳴りが今日は心地よい。