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Maison book girlの魅力/観ないと絶対損する12/28ワンマン

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Maison book girlのワンマンライブまで、あと1日。

 

ただの1ファンである私は今、爆発的な楽しみと共に焦りがあるのかもしれない。後者についてなぜなら、まだ観るべき人が観に行く予定にしていないかもしれないからだろう。まだ観られるチャンスがあるという奇跡的な状況下で。観るべき人がこの機会を逃して後悔することを避けさせたいばかりに、焦りの気持ちがあるのかもしれない。

この記事では、Maison book girlの魅力12/28(木)Maison book girlのワンマンライブに絶対に来たほうがいいと思うことを書いていきたい。


どうしても行けない人が沢山いるだろうし、今回は行かなくていいやと思う人がいるかも知れない。それでも、あなたがMaison book girlに出会うべき人なのかどうか暇つぶしに下まで読んでほしいと思う。

 

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Maison book girlとは


Maison book girl(メゾンブックガール・通称ブクガ)は、2014年に結成された"ニューエイジポップ・ユニット"と名乗る 日本の女性4人組グループ。メンバーは矢川葵・井上唯・和田輪・コショージメグミ。音楽家のサクライケンタが作詞作曲をはじめ総合プロデュースを行っており、現代音楽とポップスを融合させた個性のつよい楽曲をうたう。観たことがないコンテンポラリーで独特なダンスとともにステージをつくりだす。2016年11月メジャーデビュー。

 

Maison book girlの楽曲

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ニューエイジ・ポップ”

”現代音楽とポップスの融合”

"変拍子を多用したフシギな楽曲"

以上のような言葉で表現されることがあるブクガの楽曲。

切り口としては特に変拍子にスポットが当てられやすい。

5拍子、7拍子、11拍子など混合拍子から始まりキャッチ―な4拍子に移り変わりいつの間にかまた変化する拍子。一気に印象を変えるというよりも音が心地よさそうに流れるままに自然にステップを踏んで踊っているような感覚。

 

慣れていないと上手に音に入り込めないかもしれないが、繰り返し耳に馴染ませると何とも心地よい、クセになる音の流れ。

変拍子を表すための曲じゃない。曲を表すための変拍子であることがすぐにわかるだろう。変拍子ばかりがブクガではないのだ。

 

作詞作曲をしているサクライケンタは曲について多くを語らない。表現者の4人にさえ語らず、歌う者、聴く者各々に感情を委ねている。曲のつながりや世界線、物語について考えて聴くことが私は本当に好きだ。

歌詞には「雨」「夢」「夜」「朝」「煙」「白」「青」「叶わない」等共通したワードが出てくることが多い。影の中で薄暗くて、切なくて、冷たく濡れているような感覚が真っ先にあるけれども、果たしてそれが夢なのか現実なのか。現実とはなんなのか?

 

ブクガについて"ポエトリーリーディング"の存在も外せない要素だ。

メンバーのコショージメグミが書いた詩を、サクライケンタが作った音をバックに朗読する。

ライブではあまり聴くことができないが、ワンマンライブでは必ず演るだろう。

私がブクガにドハマりしてしまったのは、心地よい楽曲に紛れて潜んでいたこのポエトリーリーディングがきっかけかもしれない。

メジャーデビューシングルriverに収録されている14daysという曲、AppleMusicに入っていたら聴けるので是非いまきいてほしい。三分なので。

t.co

どうですか。こわいですか。これは本当は、シングル通して聴いてみた方がいい。ぜひ、通しで聴いてください。ゾクゾクします。

 

12/13 release single"cotoeri" f:id:ariki_com:20171223223030j:image

12/13にリリースされたシングル「cotoeri」に収録されている楽曲「言選り」はサクライケンタが書き溜めた歌詞をAIに学習させ、AIが吐き出した言葉をサクライケンタがピックアップして完成させた、AIとサクライケンタの共同作詞の曲だ。

歌詞の意味は、まったくわからない。日本語として成り立っていない。「音が開く音」「皮膚の裏側の白い部屋」「涙に刺す青いカーテン」「その匂い眺めてたの」誰も思いつかない誰よりも感覚的なワード。

単語やワードはこれまでと同じで同じ世界であるはずだったのにステージが昇華していく曲

陳腐な人間の私では表せない傑作。聴いてほしい。

www.youtube.com

 

 

Maison book girlのダンス

f:id:ariki_com:20171223223108p:image私はダンスというものに詳しくないし特に好きではない。詳しくならなかった理由は、好きになるようなダンスを見かけることがなかったからだ。

それが、メゾンブックガールのダンスはすこぶる好きだ。美しく、儚く、切ない。しかしそれでいてそれでいてキャッチ―でポップ、可愛らしいのだ。本当だ。アイドル兼振付師のミキティ本物が全曲に渡って振付を担当する。一目見て、これの振付は違う、と絶対に思うはずだ。一番言葉で書きづらいのでひとまずシルエットの30秒この映像を見てみてほしい。

www.youtube.com

おちゃらかほい!ほかにも自転車に乗っているようなフリや、ステージで寝転んでジタバタするもの、陰陽師のようなフリ、ゾンビのようなキョンシーのようなフリがあったりと、キャッチ―で観ていて楽しい気分にならざるを得ない。

 

Maison book girlのライブ

f:id:ariki_com:20171223223152j:imageブクガは東京を中心に精力的なライブ活動を行っている

(12月は14日間18回のライブ!)。

急に聞こえてくるサウンド。

しばらくするとメンバーが入場する。

世界が繰り広げられるステージ。

曲が終わったらすぐにまた次の曲。また次の曲。また次の曲。

終わりの曲の前になったらMCが入って、すこしだけ話をする。

そうして次の曲。有難うございましたと丁寧にお辞儀をして、去っていく。

 

ライブでの曲目はメンバーのコショージメグミが考えてセットする。

ライブで観ることの何が素晴らしいかというと、上記の楽曲やダンスの魅力がダイレクトに伝わるほか、照明の効果が最高に良い

その日その日によって、同じ曲でも違うライティングの仕方で、その曲の行く末や雰囲気・解釈を一気に変えてくる。何度見ても、別物になっていて飽きることがない。

それで充分すぎる幸福感が味わえるのに、現在、ライブ終演後の物販でメンバーに直接感想を伝えたり、質問をしたりお話しすることができる。※要チェキ券購入※今回のワンマンでは実施なし  これは正直、今だけだと思っている。

 

ライブハウスが苦手だった自分がこんなにハマって通うとは思わなかった。

1人じゃ不安って人がいるかもしれないけれど、何も気にしなくて大丈夫だと言いたい。1人行動が苦手な人がいるかもしれないけれど、ライブを観ている時間に存在するのは演者と自分だけ。没頭していればいい。あの人1人で来てる、だなんて誰も思わないよ。1人で来ている人が多いから気にしなくていいよ。それか、お友達を誘ってみればいい、感想や解釈が言い合えて楽しい。

ライブハウスでは、チケットを渡して、ドリンク代を払って、あとは好きにすればいい。ドリンクはいつ引き換えていつ飲んでもいい。棒立ちで観ていてもいいし、フリマネをしてもいいし、踊りまくってもいいと思う。演者の創る世界観を妨害しなければ、好きに楽しめばいいよ。

 

 youtubeを観ればたくさんのライブ映像がある。ぜひ観ていただきたい。しかし正直、観るたびに想像以上の進化をしていくので、素晴らしかった半年前のワンマンライブの彼女達も、今の彼女達には全く太刀打ちできないだろう。

 

12/28(木)ZeppDiverCityTOKYOワンマンライブ

f:id:ariki_com:20171223223216j:imageブクガのワンマンライブ"Solitude HOTEL"は、12/28で4度目。

だから"Solitude HOTEL 4F"。1Fから徐々に上の階にあがっている。

ワンマンでしか見られないVJ・映像演出のほか大きなステージを利用したダイナミックな表現。溢れる美しさと儚さは同じ空間にいなければ感じられない。

とはいえ、そんなこと言ってしまっているが、私も生でワンマンを見ていたのは今年5月に赤坂BLITZで行われた"Solitude HOTEL 3F"のみ。

なぜ今回の12月のワンマンにこんなに期待をして、自分だけではなくほかの人まで観に行ってほしいと思うのか。それは

  • その場に居合わせないとわからないライブ
  • のちに映像で見てもわからないライブ
  • いままでにないライブ
  • もう一生観れないライブ
  • 絶対こなきゃ損なライブ
  • 伝説になるライブ

になるとプロデューサーもメンバーも断言している。そして絶対に来てほしいと、いつもフワフワとしている雰囲気のメンバーも強い口調で繰り返し主張しているのだ。

 どんな演出がどんな仕掛けが用意されているか、ワクワクしませんか?

今後、いづれ、Maison book girlを好きになるあなたは、2017/12/28のライブを観なかったことを悔んでしまうだろう。

だから今、即決するとき。

 

まだギリギリチケットが買えます。27日18時までだけど、その前に売り切れるかもしれないので、すぐ買うのがおすすめ。

eplus.jp

ファミポートとかでも買えるっぽい。クレカがなくてイープラスで買うのに慣れてないひとはそっちでもいいかもしれない。

 

人には色んな予定がある。人には色んな生活がある。

どこに住んでいるのか。生活スタイルはどうなのか。

 

それはわかっている。でも、見逃してほしくない。

 

 個性あふれるメンバーの魅力

 音楽とライブがすごくいいので、特にメンバーに求めるものなどない、どんな人でもよかった。それなのにメンバーの魅力があまりにも強すぎて、このユニットのことを心から愛してしまう。

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https://natalie.mu/music/pp/maisonbookgirl02

 

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井上唯。三白眼の瞳とクールな表情。個性的かつ美しい顔立ち。背が高いことを考慮してもそれ以上に手足が長く、美しい。その長い手足を使って踊る姿はブクガのステージをいっそうダイナミックに仕立てあげる。一見クールでありながら、彼女が歌う姿はまったくちがう表情をしている。絶対みてほしい。話し方もぶっきらぼうだが、実はユーモアがハンパではない。ブクガのことが好きな人は皆知っていることだが、好きになれば絶対にわかってくる、魅力の詰まった人だ。しっかり者でブクガのメンタル面の柱のような印象がある。最高のコラムがあるのでこちらをみてほしい。

【栄養士アイドル】井上唯さん(Maison book girl)に教わる「疲労回復に役立つお弁当」 - メシ通 、すごく可愛い。

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和田輪。黒髪ストレートロングぱっつん姫毛眼鏡。150cmなく、ちいさい。非常にアイコン性が強く、"和田輪"という存在である。音の感覚やリズム感覚が鋭く、歌もダンスもパフォーマンスを引っ張ってるといっても過言ではない。髪の先の先まで踊っていて目が離せなくなる。話し方も本当に裏切らずすべてみたまま和田輪。

http://www.bicoh.co.jp/wada_rin.html

↑彼女が愛用している眼鏡アクセサリの製造メーカーに訪問したときの最高な記事。読んでグッときた人絶対センスのいい人。

あまりにも和田輪。和田輪という人。すごく可愛い。f:id:ariki_com:20171223201901j:image

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矢川葵。ボブ。めっちゃくちゃに可愛い。写真では絶対に伝わらないうるうるした瞳と白目の部分の美しさ。細い鼻、ちっちゃな唇。笑うとにゃんちゅうのような笑顔になってしまう特徴的なキラースマイル。写真でも可愛いのに生でみるとびっくりするほど可愛くて絶対に驚くはず。それだけでなく力強く進化していく歌声がひたすらに素晴らしい。そして可愛いf:id:ariki_com:20171223202009j:image

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コショージメグミ金髪で緑の目。ポエトリーリーディングの詩を書き、セットリストを作っていると紹介した人。ファッショナブルな見た目と裏腹にメンバーにワンちゃんと言われるほど人懐っこい人。欅坂46を愛している人。エモーショナルがあふれている人。つかめない人。ステージでの彼女を観てエモーショナルを感じないことがあるだろうか?声質が素晴らしい。可愛い。笑顔が尋常じゃなく可愛い。言い尽くせない果てしない魅力がある人。

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 メンバーは以上の4人で最後に

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サクライケンタ、総合プロデューサー。大森靖子のバンド"シン・ガイアズ"のハイパーも担当。ブクガという総合芸術を創り出す天才。絶対この才能についていく。

 

おわりに

 

記事は以上です。

人読んでもらうことを意識した記事は人生で初めて書きました。

どうだったんだろう。迷いすぎて書くの11時間かかったんだけど。

文章力がないのでアレですが、

私は一人でもおおく「ブクガに出会うべき人」がちゃんとブクガに出会ってほしいなあと思っている、ただそれだけです。私が偶然、出会えたように。

本当に恐ろしいほどの熱量で28日を楽しみにしています。たのしみ。

 メリクリ

eplus.jp

 

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