おもちやけた

orokanaburogu

bmg vol.1(18.9.18)

今日はあなたに自我があって良いと肯定してくれて確かに救いの手を差し伸べてくれていた彼女のカウンターの回る1日 1年前来年も絶対にと誓ったのにその場に行くことはできなかった 出来たはずなのに選択しなかった 祝う気持ちがなかったんじゃないはずなんだ ただもう自我を意識することはしたくない方向に寄っていっていった結果、別の新しい何でもない宙に浮いた自我でないはずの意識が存在してしてまった 向き合いたくない自意識に対して肯定してくれていた存在と、向き合いたくない自意識に対してそれを後押ししてくれる世界に連れて行ってくれる存在に出会って交互に繰り返していたけれど、現状どちらにも尋ねることができない況

 

これまでの自我の喪失

現実に存在する人間である意識を産んでしまったことにまだこのときにはきづいていなくて

 

雨の降る渋谷に連れてこられた 連れてこられた  だと思う 召されかけるほどに息が苦しい日中を過ごして目を開けても視界が霞むこの日に、 空かない腹に刺激を満たして、全てにむけた嫌悪感をもって、自分が居たくてたまらなかった環境に身を置きにいく 君は変わってしまったことには気付かない 

言葉も交わさない意識下の知り合いと近づく空間に行くことがすごく億劫だった 転換中の話し声や笑い声に耐えられる気はしなかった

 

不安を呼び込む見せかけの一時的な"安定剤"を無理やり投与し呼吸して向かった

 

好きだった外苑前の坂を下ることもなく、スペイン坂をのぼり 人混みに肩がつられて辿り着くWWW

20:20

地下に潜ると聞き覚えのある弦楽器の音がすでに聞こえていた 

 

 

入り口でコショージメグミをずっとみていた

コショージメグミをみてた

 

VJがあった みたことのない映像だと思った

sin morningで聞いたことがないほどに揃った気持ちの悪いクラップ音が耳に刺さって具合が悪くなった うしろの裾が長いコショージメグミはきれいだった

 

終始 録音されたかのように揃った手を叩く音が聞こえた これまで聞いたことがないような音量だった

 

歓声

"観衆"としての集合体

 

ずっとコショージメグミをみていたけど

矢川葵の歌声が記憶の1.4倍は歌手の歌のそれになっているのが聞こえた 全然ぶれなかった

和田輪はいつのまにかバーチャルな存在なので"見えなかった"

 

snow irony  遠く感じた 彼女らの目に自分が入らないでほしいと思った うしろのVJを眺めていた 黒くてドロッとした液体がゆっくり垂れていて 安心した

karmaで差し込んだ青緑色の光は水中に差し込むようで2月を想った

おかえりさよならの井上唯を見て、この人のことは信じられる と思った

 

 

01. レインコートと首の無い鳥
02. sin morning
03. rooms
04. faithlessness
05. end of Summer dream
06. snow irony
07. karma
08. おかえりさよなら

 

来月もbmgやるって 誰かはわからないって

 

あたらしい電車の発車ベルみたいな音にかき消された話し声と夢

5Fと7Fが分断された6Fの昼と夜

おかえりさよならのビデオ

顔がとても美しかった

 

変わらないの?と問われ

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確かに変わってしまったことがあって それは生きているからだと思って 変わることが生きることなのかもしれないと思って 死んだら何も変わらなくなるだと思った だから変わってしまうのは仕方のないことなんだ 怖くなる 情景も道筋も見えなくなってただそこに歌って踊る人と映像をみているだけの状況なんて望んでいなくてそんなのただの鑑賞だった 意識そのものだと錯覚するような状況こそおかしかったことはわかるけどいつまでもただあの箱に入っていたかった 箱に穴を開けられたの?自分で穴を開けたの?いけないことだと思ったの?

薄情者だと囁く者がいる

意地になっても仕方がない

ただ月が観たかった

 

でも変わらないよ